今日の朝日新聞に掲載されていた記事を紹介したいと思います。
「妊娠する前からとっておきたい葉酸」という記事です。
緑の葉野菜に豊富な「葉酸」
聞いた事はあっても意識してとっている人は少ないのでは。
胎児の発育に大切なビタミンで、これから妊娠しようとしている女性には
サプリメントを使ってでも摂取することが進められている栄養素です。
赤ちゃんの脳や脊髄の元になる神経管が正常にできない「神経管脊髄障害」
と関係が深い。
背中にこぶができ、症状が重いと歩けなくなる「二分脊椎」
脳が出来ない「無脳症」など
葉酸がこれらを防ぐのに役立つ事が欧米で明らかになった。
葉酸のサプリメントを摂取すると障害の発症率が30~70%下がった
と言う結果がつぎつぎに発表され、摂取を推進する国が増えた。
心筋梗塞や脳卒中といった循環器系の病気にも効果が報告されています。
妊娠の可能性のある女性は
一日に640グラム必要とされているのに20代の女性は227グラムしか
とっていなかった。
そして気をつけたいのが摂取するタイミングだ。
胎児の中枢神経の障害は妊娠初期に起きる。
そのため、摂取が勧められているのは、妊娠3カ月後まで。
つまり、妊娠に気付いてからでは遅く、妊娠前から取っておいた方がいい。
わかめなども豊富に葉酸を含んでいます。
ただ、体内にたまりにくい栄養素なので毎日取った方が良い。
手軽すぎて過剰に摂取の危険もある。
1日に1000グラムを超えないように注意が必要です。
サプリメントは手軽で便利ですが、過剰摂取などには気をつけないといけませんね!
出来るだけ普段の食生活の中に「葉酸」を豊富に含む葉野菜を食べるように
心がけて頂きたい。
ケールは「葉酸」を豊富に含む野菜です。
毎日の葉酸摂取の為に活用して頂ければ幸いです。
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